刺青(タトゥー)除去

女性向け

刺青やアートメイクを入れても、後になり気が変わって消したいと考える人は少なくありません。その多くは20代から30代で、理由としては色々あります。

「刺青を入れた時とは環境が変わったから」という理由が多く、社会が好意的には受け入れてくれない事が根底にあります。
就職や結婚など人生の節目で、刺青が大きな障害となるため決意した人も多く、温泉・浴場・プールなど肌を晒す場所での制限に嫌気がさした方も多いです。
切実な理由としては、病気によって必要な検査であるMRIなどが受けられない事もあります。

刺青を消す事は、医学的に簡単ではありません。
経験豊富な専門医に相談する事をお勧めします。

刺青除去とは

刺青を除去するのには、大きく2つの方法があります。

刺青のサイズや入れ方、使っている色によって施術方法は異なってきます。
実際に刺青を専門医に診てもらって、最適な方法を相談します。

レーザー治療

レーザーによるタトゥー除去は、肌への負担が軽く傷跡が残らないというメリットがある一方、薄くなるまでに時間がかかることや、完全に消すことは難しく、薄く痕が残ってしまうというデメリットがありました。

最新のレーザー機器は、以前に比べて大きく進化しており、対応する範囲や色も広くなっています。

レーザー照射は最低でも複数回は必要で、刺青の内容や使う機種にもよりますが、目安としては10回程度必要になることが多いです。

アートメイクの除去は、レーザー治療では難しい事が多く、大半のクリニックでは対応していません。

切除治療

傷跡が少々残っても、完全に消したいと考えるなら切除法になります。

大きさや刺青が入っている場所にもよりますし、クリニックによって方法は異なりますが、皮膚に直接外科的な処置をすることです。

単純切除法

メスを使用して、その部分だけを切除して縫い合わせます。
小さいタトゥーであれば、1回の手術で完全に消すことが出来ます。

分割切除法

大きいタトゥーや、場所的に皮膚に十分な余裕がない場合は、何度かに分割して切除します。
切除して縫い合わせて、3ヵ月以上経過してから再度切除して縫い合わせる事を繰り返します。

皮膚移植法

刺青の部分の皮膚を切除して、太ももや背中などから採取した皮膚を移植する施術です。施術を行うクリニックは限られてきます。

皮膚削皮法

タトゥーの入っている皮膚表面を一部削り取る施術です。
皮膚の状態や体質によっては治療跡が目立つこともあります。
レーザーでは処置できない色や、切除では難しい大きなサイズにも対応出来ます。
こちらも施術を行うクリニックは限られてきます。

刺青除去のクリニック選び

明快な料金システムである事

いくら安くても、技術が伴っていなければ困ります。

ポイントは、症例数が多いクリニックで行う事です。

症例数が多いと言うことは、多くの人に指示されている事ですし、大きな問題が起きていたら症例数は伸びません。また、説明を聞いて実際に行う人が多いと言うことは、明快な料金システムであるクリニックであることが多いです。

現状では少ないですが一昔前だと、美容外科クリニックでは明快な料金を明示することがなく、カウンター式の高いお寿司屋さんの様に時価になっていることも多くありました。
「この糸を使うと、傷が残らない」とか「この麻酔を使えば、痛くない」とか無限にオプションが付くわけです。本当に酷いクリニックだと、手術中にオプションを薦めるところもありました。

きちんと説明がある事

前述の明快な料金システムにも繋がりますが、きちんと施術内容の説明に沿って料金が確定して、それに納得して施術を行う。当たり前のことですが、出来ていないクリニックもまだまだ多いのが現状です。

案内の無い施術方法をとって、料金が後で上がっていたり、案内の無い方法で施術を行うクリニックは真っ当ではありません。

カウンセリングで説明を聞いて、安心して任せられると判断出来るクリニックで受ければ良いのです。

清潔である事

当たり前ですが、感染症の防止には清潔が欠かせません。

クリニックによっては、無菌水手洗いや、大学病院などで採用されている手術室用のクリーンエアー空調システムを導入しています。

手術室だけ清潔にしていて、後は「なおざり」になっているクリニックは基本的にありません。

入り口からカウンセリングルームも、しっかりチェックしてください。

お手洗いを借りてみるのも良いですね。

オススメのクリニック

上記の条件を満たすオススメのクリニックです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました